中学生の理科(化学)で勉強する「質量保存の法則」は高校・大学での化学の分野での基礎となるとても重要な内容です!ここを理解していないと化学の分野でつまづくことになるのでポイントを押さえてしっかりと理解しましょう!
- 質量保存の法則が理解できる
- 質量保存の法則が成り立つ条件について
質量保存の法則とは?
質量保存の法則とは
物質は状態が変化しても、その総質量が保存する。
例えば、ビーカーの水100gと砂糖10gを混ぜると110gの砂糖水ができます。
反応前のビーカーの質量と砂糖の質量を足したものが反応後の砂糖水の質量になります。これは理解できると思います。
これと同じように『水の分子H2Oが1つある状態』と『水素原子Hが2つと酸素原子Oが1つある状態』では同じ重さになります。これが質量保存の法則の考え方です。
質量保存の法則覚えるポイント
- 化学変化の前後で、その化学変化に関係している物質全体の質量は変わらない
- 質量保存の考え方は、状態変化のときにも成り立つ
- 気体が発生したり、気体と化合したりする反応でも、密容器内では、反応の前後で質量は変わらない。→外部と物質のやり取りが発生しないとき成り立つ
- 巨大なエネルギーの出入りがない
核反応のように巨大なエネルギーが生み出される場合などでは、物質の一部がエネルギーに変換されてしまい、質量保存の法則が適用できなくなってしまうことが
まとめ
中学校で学習する理科での「質量保存の法則」のポイントを押さえて正しい知識を身につけましょう!
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